投稿日:

知的思考の技術―考えるフレームを強化する7つのステップの思考術

久しぶりにヒットした本です。

思考のプロセスに関しては、本書を叩き込めば網羅されているのではないかと思うほど濃いです。

目的探索の思考

  1. 考え方のポイント
    • 考えることを疎かにしがちな思考や行動の目的を明らかにするために、何かを始めるときには自分自身に対して「そもそも何のために?」という問いかけを行うことが大切である。
  2. 陥りやすい失敗
    • そもそも目的を考えていない。
    • 目的は考えてはいるが妥当性が引くい。
    • かつては高かった目的の妥当性がいつしか失われてしまった。
  3. 主なツール
    • 状況の構造化図
    • 目的の連鎖

観察の思考

  1. 考え方のポイント
    • 心理的要因や発信者の意図に惑わされない。
    • 偏りなく多面的に物事を捉える。
  2. 陥りやすい失敗
    • バイアスによる阻害。
    • 他社の主張をそのまま受け入れてしまう。
    • ウソに騙されてしまう。
  3. 主なツール
    • 4分割マトリックス

発想の思考

  1. 考え方のポイント
    • 豊かなアイデアを得るためには、3つのブロックで思考を足止めされることなく自ら積極的に思考し、「量が質を生む」の原則を貫きとおすことが大切である。
    • 偏りなく多面的に物事を捉える。
  2. 陥りやすい失敗
    • アイデアが天から降ってくるのを期待して、思考することなく、ただ待ち続けてしまう。
    • 発散思考と収束思考を同時に使って、思考の効率が低下する。
    • 認識、感情、文化の3つのブロックに足止めされてしまい、モノの見方・考え方が偏ってしまう。
  3. 主なツール
    • ブレイン・ストーミング法(BS法)
    • 属性列挙法
    • チェックリスト法
    • 欠点列挙法
    • 希望点列挙法
    • ゴードン法
    • NM法

分類の思考

  1. 考え方のポイント
    • 分類とは、思考対象となる情報をその思考の目的に従って「違う」部分で分け、「同じ」部分でくくること。
    • 分類することによって、わからないことがわかるようになる。複雑なものが単純化され、あいまいな状況が解明され、物事が整理されて使いやすくなるといったさまざまなメリットを享受できる。
  2. 陥りやすい失敗
    • 事象や問題を漠然と捉えてしまう。
    • 思考の目的にあわない分類基準を設定してしまう。
    • 分ける際にモレやダブリがある。
  3. 主なツール
    • 目的にあった分類基準を設定する。
    • 抽象水準を統一する。
    • モレなくダブリなく分ける。(MECE)

構造化の思考

  1. 考え方のポイント
    • 構造化とは、思考対象について分類した構成要素(部分)がどのような関係(つながり方)にあるのかを明らかにし、思考対象(全体)の意味を理解すること。
    • この世の中に存在するものは、さまざまな要素が依存しあい、影響をあたえあい、関連しあって存在している。何かを知ろうとして思考するためには、それらすべての関係を押さえなければならない。
  2. 陥りやすい失敗
    • 組織設計、企画書、プレゼンテーションなど、あらゆるビジネスシーンで分類することはできても、「くくる」「まとめる」という構造化の思考が弱い。
    • 部分は理解できるが、全体として何を伝えたいのかわからなくなってしまう。
    • 人は「木を見て森を見ないタイプ」と「森を見て木を見ないタイプ」に分かれる。木も森も両方捉えるものの見方ができない。
  3. 主なツール
    • ツリー構造
    • マトリックス構造
    • プロセス構造

意思決定の思考

  • 意思決定には、とっさの意思決定とじっくり考える意思決定がある。
  • 特にとっさの意思決定の際には、意思決定の先送りはしない。
  • じっくり考える意思決定から”正しい反応パッケージ”を複数用意しておく。
  • 反復訓練により迅速に”正しい反応パッケージ”を選択できるようにしておく。

表現の思考

  • 思考の幅を広げるためには表現の手段を多く持つこと。
  • どのようなことでも言葉で表現(文章に書く)することを習慣付けること。
  • 数字で表現することに日頃から慣れておくこと。
  • 図解は見栄えではなく、シンプルでわかりやすいこと。
投稿日:

媚びない人生

自分と向きあい、悩みなさい。そして、どんな瞬間においても、自分のことを信じなさい。

この一言に人生が集約されている気がします。

自分に正直に生きる。

これを強く思った。

その中で価値観に応じて、人にやさしく、親切に、強くといったところを構成していく。

 

投稿日:

小さなチーム、大きな仕事

久しぶりに良書に出会えたので紹介。

毎週のように、レビューを書いておりますが、意識的にスピードアップをした結果、消化が早くなり自分の中でグッドスパイラルが生まれています。

最近は、経営、マーケティング、業界知識など「適用型の本」、自伝や普遍的心理を扱う「底流型の本」を交互に読み進めており、 ドラッカー関連の本を読み進めておりましたが、どうも会社のサイズ感に合わない部分というものを感じておりました。

例えば、会議の件など、弊社では既に必要最小限に自然と収まっている。会議のコストという云々よりも個々がそれぞれ、自立して業務に取り組んでいてくれています。

 

そんな中でこの「小さなチーム、大きな仕事」という本は、少数精鋭で大きな利益を上げている企業としての経験を惜しげもなく披露してくれています。 これは、そのまま応用が出来る「適用型の本」であり、経営の考え方の元ともなる「底流型の本」両方の要素を含みつつ、現在のステージ、サイズに合うものが非常に多かったので共有です。

 

著者が経営する37signalsという会社名は、この本で初めて知ったのですが、同社が提供するサービス「camp fire」や日本人が開発したプログラミング言語「Ruby」のフレームワークである「Ruby on Rails」を提供しているということで驚きました。

IT業界に携わるものであれば、「Ruby on Rails」の名前の方が有名ではないでしょうか?

抜粋

以下、抜粋

会社の規模なんて気にしない

ものすごく自戒。人数なんて関係ない。会社を大きくすることによるスケールメリット以外の言葉を教えてくれというように、その人にあった、サイズがあるってもので弊社はもっともっと大きくしないと実現出来ないビジネスを描いているが、1万人にしたいとも思っていない。

ワーカホリックはバカげている

これに関しては、燃え尽き症候群や生産性を引き合いに出しているが、このような論調にははじめの一歩、鴨川会長の言葉をいつも思い出す。

努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!!

また、論理的に考えると

生産=生産時間(h)×生産性(個人の能力∞)

でしかないので、生産性が著しく高い人以外は、Work Hardをするしかない。もちろん、生産性を高める(睡眠、食事、教養、ツール)施策は怠ってはならないという前提を付け足しておきます。

 「時間がない」は言い訳にならない

はい、当たり前です。失礼しました。

外部の資金は最終手段

こちらについては、この項目だけで、ブログが一つ書けるくらい思いを持っているので、詳細は割愛しますが、書いてあることはすごく共感です。あくまでも手段として、捉えるべきという前提は変わりません。

必要なものは思ったより少ない

人、物、本当に必要?本書内でも「人を雇う」という章で言及されているが、「まずは自分自身から」「限界で人を雇う」ということをこれからも実践していきます。

マーケティングは部署ではない

何かのコミュニケーションの手段があるのなら、マーケティングはできる。是非この意識をみんなにも持って頂きたい。

文章力のある人を雇う

ソーシャルな世界が広がり、発信が容易になればなるほど、発信の数が増える。より強烈な発信が出来なければならない。それを実践する場がこのブログです。

なるたけ早くは毒

すいません。私も陥りがちです。英語でいうとASAP(as soon as posible)でしょうか。 当たり前なんです。誰しも一生懸命働き、早く終わらせたいのです。どれも至急と言ってしまっては、どれもが普通なんです。ルールを作りましょう。

まとめ

私の思いがあって、既に取り組んでいる発信をするという意味でのブログであったり、資金調達の考えかたといったところまで、共感出来る部分が非常に多く、みんなにも是非読んで頂きたいです。

投稿日:

嫌われない毒舌のすすめ

有吉本。どのようなものか非常に期待していたが、文章のレベルで言えば、タレント本か。卑下するつもりはなく、やはり、作家さんが本気で書くものというのは、すごいと納得した。語彙の多さや表現の豊かさこういうところで差が出るんだなと実感。

内容は至ってまじめで、縦横無尽に縦も横も人のつながりでたらしこむということに徹している。

  • 怒られてる時にツッコミ厳禁
  • 怒ってる人に怒ってるでしょと聞く
  • あだ名は発信源にならない
  • 無礼講のときこそ上の人を褒めちぎる
  • まだ怒ってるよね?で切り抜ける
  • 突っ込んでいいひと、共通の敵を作る、相手を見極めて浅く付き合う
  • プライドなんかはいらない
  • 自分のいい話は言うなよと念を押す
  • 誰かを使って間接的に褒める
  • 陰口は絶対にダメ
  • 後輩は役立ちそう奴とだけ付き合う
  • 苦手なタイプには質問を徹して完全服従
  • 聞き役に徹する