今すべきSEO対策2011年5月版

みなさんはご存知でしょうか?
Webマーケティング業界に携わる者としては、SEOは欠かせないものになっておりますが、検索エンジンを握るGoogleがECサイトはもちろん、全てのサイトを対象に検索アルゴリズムの大幅な変更を掛けています。
その名も「パンダアップデート」!

「パンダ」と言えば、可愛らしいイメージですが、SEOを生業としてきた業者は、この「パンダ」に怯え、そして激震が走っています。
この「パンダアップデート」簡単に言うと、「質の低いサイトは順位落とすアルゴリズムにするよ」ということです。
Googleが主張する「質が低い」というのは、

  • 広告やリンクが多すぎる
  • コンテンツ(文章)が少ない
  • ソーシャルサイト(Facebookやteitter)で共有されていない

サイトということです。
外部被リンクが重要視されて来た従来のSEOでは、ページランクの高いサイトや、ドメイン年齢の古いサイト、様々なサーバからリンクを貼ることで、検索順位を上げることが可能でした。
ですが、この「パンダアップデート」は「サイトの質を判断しますよ。」と言っているので、外部被リンクに頼って、サイトの中身を向上を図らなかったサイトは軒並み検索順位を落とすことになるのです。

ではどうしたらいい???

と思っている隙に、Googleが「高品質」だとみなすサイトを作るための23の質問を発表しました。
原文はこちらです。

  • その記事に示されている情報を、自分ならば信頼するか?
  • そのサイトに自分ならばクレジットカード情報を不安にならずに入力できるか。
  • そのサイトは、扱っているテーマに関してオーソリティだと
    広く認められているか?
  • 健康に関する検索で、自分ならばそのサイトに書かれている情報を信用するか?
  • サイト名を聞くだけで、それが信頼できる情報源だとわかるか?
  • その記事は、独自のコンテンツ、独自の情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析などを提供しているか?
  • その記事には、自明なことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報が含まれているか?
  • その記事は、専門家や熱心なファンのような、
    対象テーマをよく知っている人によって書かれているか?
    それとも、まったくもって浅はかな内容か?
  • その記事では、物事のさまざまな側面を示しているか?
  • その記事は、そのテーマに関する完全な、または総合的な記述をしているか?
  • その記事は、紙の雑誌や百科事典や書籍に掲載されていてふさわしいと思うか?
  • そのページは、検索結果に表示されている他のページと比べて、
    しっかりと価値を提供しているか?
  • そのコンテンツに対して、どの程度の品質管理が成されているか?
  • その記事には、綴り間違い、文体の間違い、事実の誤りがないか?
  • その記事は、ちゃんと編集されているか?
    それとも、雑に見えたり拙速だったりするか?
  • その記事は、短かったり内容が薄かったりなどで、
    役に立つ詳細が不足しているようなことはないか?
  • そのページでは、細部にも注意が払われているか?
    それとも、細かい点はあまり気にせずに作られているか?
  • そのサイトには、同じテーマや似たようなテーマの
    ちょっとしたキーワードのバリエーションに関して、
    複製や重複や冗長な記事がないか?
  • そのコンテンツは、大勢のコンテンツ制作者に発注されたり大量生産されていたり
    または、多数のサイトにばらまかれていたりして、その結果、
    各ページや各サイトが適切に注意を払われなかったり放置されていたりしないか?
  • そのサイトでは、読者の興味を正しくとらえてテーマを決めているのか?それとも、検索エンジンで上位に表示されるだろうものを推測して
    コンテンツを生成しているのか?
  • 自分ならば、そのページをブックマークしたり、 友だちに教えたり、薦めたりしたいと思うか?
  • その記事には、広告が大量に掲載されているせいで、 本来のコンテンツから気がそらされたり邪魔になったりしていないか?
  • ユーザーは、そのサイトのページを見たときに不満を言わないか?

長々となってしまいましたが、要するに「自分で頑張ってちゃんとサイトを作れ」ということなんです。

私はこの「パンダアップデート」を「最大のチャンス」だと捉えています。
だって、サイトの運営者の頑張り次第で上位表示を狙えるんですもの。

今まで、なかなかSEO対策を行えなかったサイトオーナーの皆様、この「パンダアップデート」で一旦今までのSEO対策はリセットされると考え、ここからサイトの質の向上を今一度考えてみては如何でしょうか?

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カテゴリー: GoogleSEO

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