今日は、
共感してもらうためのストーリーお店編
をお伝えします。

下に長々と書きますが、
やらないと買ってくれないということはありません。
安くすれば買ってくれますからね。

が、
共感してもらえないと、お客様が口コミを広げてくれません。
共感してもらえないと、いつまでも価格競争から抜け出せません。
共感してもらえないと、お店のファンがつきません。

なので、大事かなあと思っている次第です。

ストーリーを形作るための要素、
お店の思いを伝えるための要素は、簡単なもので4つあります。

こういったものを
会社概要やお店の紹介ページに入れてみて欲しいと思います。

<お店の思いを伝える>
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1)WHY

→なぜお店をつくったのか

これはお店によって最も違いが出る部分かですね。

たとえば、

日本中の人に自分のお店を知ってもらいたいと思った
日本中の人に安くて良い商品を届けてたいと思った
地元の商店街を活性化したいと思った
本業が苦戦してやるしかなかった
近くにシマムラとユニクロが出来て実店舗が潰れそうでやるしかなかった

などです。

もちろん、儲けたいから、が最も根源ですよね。
それは分かっています。

ただ、
その根源の上に乗っかる思いやなぜ作ったのかという理由
を表現してほしいところです。

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2)WHO

→誰がこのお店をこだわりを持って作ったのか

誰がお店をつくったのか、これはとてもパーソナルな部分です。
ネットショップは顔が見えないと良く言われますが、
これは売り手側の顔が(ふんわりとでも)想像できる様にする為の
ひとつのキッカケになります。

たとえば、

お店を始めるまでネットで買い物などしたことがなかった
50歳からパソコンを始めて指一本でキーボードを叩いてお店をつくった
兄がやっている実店舗を助けるために妹が始めた
実家の3代目なので新しいことをやれと言われた
会社が買収されクビになりそうだったのでネット販売をやるしかなかった

などです。

これらは全部私が聞いた実話です。
(どのお店さんも7年以上続き、売上は安定的に上がっています)

売り手側の顔が見えますよね。

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3)商品選定のこだわり

→売っている商品の品質、素材、製法への思い入れ

販売している製品は
基本的には売れると思っているから置いているわけですよね。
ただ、お客様にはそれを買うための良さがなかなか伝わらないですね。

当たり前すぎて気付いてないことをメリットに変えるため、

なぜお店にそういった商品を置いているのか。
形態(外観、外形、格好、形式、姿、様式)がいい?
味覚、嗅覚の度合い(甘味、酸味、塩味、苦味、旨味)がいい?
触覚 (硬い、柔らかい、ふわふわ)がいい?

商品を目利きしてバイイングしたわけです。
その選択のしかた自体が、ストーリーのひとつになります。

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4)情熱

→これだけは譲れないというポイント

これは例だけ紹介します。
ある花の販売店さんから「譲れないポイント」をお聞きしました。

普通花を育てている業者さんは
苗のしたに水を流しっぱなしにしていつでも水を吸えるようにしているそうです。
が、そのお店さんは1苗1苗に
たま~に水をやるそうなんです。
そうするとたまにしか水を吸えない苗は
生きるためにたくましくなり、茎が太くなり、
花が咲いてからも長持ちするそうなんです。

1苗1苗水をやるなんてものすごい手間ですよね。
それでもやり続けているそうなんです。

お客様に1日でも長く花を楽しんでもらうために。

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4つのポイントは以上です。

まだまだ他にもあるでしょうが、
まずはこういったことから進めてもらえると
お店の良さがぐっと伝わると思います。

有名ですが、土屋鞄さんのページ、いいですよ。

↓↓↓

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革の香りをデザインに込めて、
工房から手づくりの温もりを届けます

http://www.tsuchiya-kaban.jp/user_data/company.php

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ひとことふたことでもいいので、
会社概要やお店の紹介ページに入れてみてください。
ぜひチャレンジを♪