最近NTT-Xstoreさんの特価でWQHD(2560×1440)表示が出来る中では最安と思われるBL2420PTを購入しました。
23.8インチで2560pxが絶妙で、ディスプレイを半分に分割して左右で表示をしても、特にウェブの閲覧では1280pxを確保出来るので、大抵のサイトを見切れることなく表示出来、その無駄の無さにとても満足しています。フルHD(1920px)って、ウェブサイトにとってはとっても中途半端なんですよね。全画面では横幅余ってしまうし、半分では見切れてしまうし、ウェブサイトを全部表示出来るだけブラウザサイズを大きくすると結局、使いみちのない横幅が余ってしまうので、私はこの解像度がウェブをメインにする場合はベストだと思います。もちろん他の用途では、フルHD、4Kがベストということも考えられます。デスクに余裕がある、距離がある場合ですと、その上の27インチ以上のサイズがいいと思います。
というところで大変お気に入りのディスプレイだったのですが、2週間ほどで、macを繋いでいたディスプレイポートの接続が突然「シグナルが検出されません」と出て、ディスプレイが表示されなくなってしまいました。
あまりにも早い、不具合でしたが、現象を再現すると、HDMIで繋いでいたWindowsは正常に映る。ディスプレイポートをWindowsに繋ぎ直してもダメ、他に持っているmacbookproに繋いでもダメということで、物理的に全く動かしていないにも関わらず、ディスプレイポートの接続だけが映らない状態になってしまったので、ケーブルの不良を疑いましたが、同じ症状を調べるうちにBenqのディスプレイでBL2420PTに限らず頻発していることが分かり、結論ケーブルの不良ではありませんでした。
唯一の解決方法は、「ディスプレイから電源コンセントを抜いて数分放置すること」でした。
何じゃそりゃと私も最初は半信半疑でしたが、試してみると復旧出来ました。
いくらケーブルを抜き差ししても、電源スイッチをオンオフしてもダメで、完全に放電し切るというのがポイントのようです。
他にもディスプレイの設定メニューからDisplayPortのバージョンを1.1と1.2を切り替えるや、BenQ Service Pageから設定を変更するなどもありましたが、バージョンの切り替えは一時的には治ったり、macbookをクラムシェルモードにしたらダメだったりと不安定な状況が続いた後、それすらも受け付けず「シグナルが検出されません」となったので、結局ディスプレイ内部のファームウェアか何かのバグが積もりに積もって応答出来なくなり、放電をしきることでそれらが解決するという謎の設定のようです。
今までECOセンサーという超絶便利な機能も備えているのでディスプレイの電源を意図的に切るようなことはしていなかったのですが、今後は定期的にコンセントの電源からオフにする習慣をつけることにします。